離乳食

2025.06.06

【月齢別】離乳食の量と進め方完全ガイド|5ヶ月から1歳までの栄養と献立

「どれくらい食べればいいの?」「食べない日はどうするの?」そんな疑問に答える保存版ガイド。

離乳食のイメージ

はじめに:離乳食ってどう進めればいいの?

離乳食は生後5〜6ヶ月ごろからスタートする赤ちゃんの「食べる練習」。 でも、どのくらい食べればいいの?どのタイミングで進めるの?という不安を感じるママ・パパも多いはず。 この記事では月齢ごとの進め方を表にまとめて、わかりやすく解説します。

離乳食はいつから始める?

離乳食のスタートは、一般的に生後5〜6ヶ月ごろが目安とされています。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、以下のようなサインが見られたら開始時期としています。

  • 支えると座れるようになった
  • スプーンを口に入れても押し出す反応が減った
  • 大人の食事に興味を示すようになった

あくまで目安なので、焦らず赤ちゃんの発達に合わせてスタートしましょう。

【月齢別】離乳食の進め方と量の目安

離乳食は「初期→中期→後期→完了期」と4つの段階で進みます。それぞれの時期に応じた食材・固さ・量・回数を押さえることがポイントです。

月齢食形態主な食材目安量(1回)回数
5〜6ヶ月(初期)ポタージュ状(とろとろ)10倍がゆ、にんじん、かぼちゃなど大さじ1〜3(10〜30g)1回
7〜8ヶ月(中期)舌でつぶせる固さ7倍がゆ、豆腐、白身魚、野菜全般50〜80g2回
9〜11ヶ月(後期)歯ぐきでつぶせる固さ軟飯、ささみ、納豆、卵黄など90〜120g2〜3回
12ヶ月以降(完了期)歯ぐきで噛める固さ普通のごはん、小さく切った野菜・肉など主食90g+副菜3回+おやつ

上記はあくまで目安。赤ちゃんの食欲や成長に応じて調整してください。

1日のスケジュール例(6〜11ヶ月)

離乳食中期〜後期のスケジュール例を紹介します。

  • 7:00 起床・授乳
  • 9:00 離乳食(1回目)+授乳
  • 12:00 昼寝
  • 14:00 離乳食(2回目)+授乳
  • 18:00 お風呂
  • 19:00 就寝前の授乳

リズムが整ってくると、自然に「食事」と「授乳」の切り替えもスムーズになります。

離乳食の保存・冷凍・解凍のコツ

忙しい日々の中で、離乳食は作り置き&冷凍保存が大きな味方になります。以下のポイントを守れば、安全に保存できます。

  • 冷凍は1回分ずつ小分けに(製氷皿やフリージングトレーが便利)
  • 解凍は電子レンジでしっかり加熱(冷たい部分が残らないように)
  • 冷凍保存は最長1週間を目安に使い切る

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よくある質問(Q&A)

Q. 食べない日があっても大丈夫?
A. 問題ありません。赤ちゃんにも食欲の波があります。翌日に切り替えてOK。
Q. 授乳と食事、どちらを先にすべき?
A. 初期は授乳後、慣れてきたら食事を先にしてもOKです。
Q. ベビーフードに頼ってもいい?
A. 市販のベビーフードは安全基準が高く、忙しい日に便利です。

フリージングトレーとスタイの写真

まとめ|赤ちゃんのペースで、焦らずゆっくりと

離乳食は「食べる練習」です。
量や時期は個人差が大きいので、この記事を参考に無理のないペースで進めましょう。
少しずつ、赤ちゃんとの食事の時間が「楽しい」ものになりますように。

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